NISAは「どこで開くか」で損得が変わる
NISAの非課税メリットはどの金融機関で開いても同じです。年360万円まで、運用益が非課税。
でも「どこで開くか」によって、手数料・商品数・使いやすさが大きく変わります。銀行のNISAと証券会社のNISAでは選べる商品数が何倍も違います。
この記事では「初めてNISAを開く」人が証券会社を選ぶポイントと、おすすめの選び方を説明します。
まず結論:銀行より証券会社で開く
銀行NISAの問題点:
- 投資信託しか買えない(個別株・ETFが買えない)
- 取扱い商品数が少ない(数十本〜百数十本)
- 手数料が高い商品が混ざっていることがある
証券会社NISAのメリット:
- 投資信託・国内株・ETF・米国株が全部買える
- 商品数が多い(数百本以上)
- 低コストのインデックスファンドが選びやすい
結論: 特別な理由がない限り、ネット証券(楽天証券・SBI証券)でNISAを開くのが最善です。
証券会社はどこがいい? 2択の基準
楽天証券がおすすめな人
- 楽天カードを持っている・使う予定がある
- 楽天市場・楽天銀行など楽天経済圏をよく使う
- スマホアプリが直感的な方が良い(iSPEED)
- 特に何も考えずシンプルに積立したい
楽天カードで毎月のNISA積立をすると0.5〜1.0%のポイントが還元されます。年間40万円積立なら年間2,000〜4,000ポイントが戻ってきます(楽天カードの種類によって異なります)。
SBI証券がおすすめな人
- 三井住友カードを持っている(またはこれから作る)
- 米国株・海外ETFにも興味がある
- 将来的に個別株の取引も視野に入れている
- 商品数を多い中から選びたい
三井住友カードゴールドNL(年費5,500円)でSBI証券に積立すると年会費実質無料になり、かつ1%のポイントが還元されます。条件によっては最大5%還元も可能です。
NISA口座を開く手順(共通)
- 証券会社の公式サイトから口座開設申込み
- 本人確認(マイナンバーカードがあれば最速)
- 口座開設完了メールを受け取る
- ログイン後、NISA口座の設定画面でNISAを申込む
- 税務署への届出(証券会社が代行)が完了したら利用開始
NISA口座は開設から利用開始まで数週間かかる場合があります。 証券総合口座はすぐ使えますが、NISA口座として使えるのは税務署の確認が完了してからです。
NISA口座でよくある質問
Q: すでに銀行でNISAを持っている → 金融機関変更(移管)ができます。ただし翌年1月以降の適用になります。
Q: NISA口座は複数の証券会社に持てる? → 持てません。1人1口座。
Q: 途中で証券会社を変更できる? → 変更は毎年できます(翌年分から)。ただし、すでに保有している商品はそのまま前の会社に残ります。
Q: NISA口座を持っていても通常の特定口座も使える? → 使えます。NISAの年間360万円を超えた分は特定口座で運用します。
Q: NISA枠を使い切らなかった分は翌年に持ち越せる? → 持ち越せません。毎年リセットされます。
初心者が最初に買うべき商品
NISAで何を買えばいいか迷っている場合は、以下の2本から始めるのが定番です。
| 商品 | 特徴 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 世界中の株に分散投資。通称「オルカン」。信託報酬0.05775%と超低コスト |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国の代表500社に分散投資。過去のリターンが高い |
どちらも楽天証券・SBI証券で購入可能です。月1,000円から積立できます。
まとめ
| チェック項目 | 結論 |
|---|---|
| どこで開く? | ネット証券(楽天 or SBI)一択 |
| 楽天カード持ちなら | 楽天証券 |
| 三井住友カード持ちなら | SBI証券 |
| どちらも持っていないなら | 楽天証券(カードも作ると還元あり) |
| 最初に何を買う? | オルカン or S&P500のインデックスファンド |
NISAは「早く始めた人ほど得」という制度設計です。どちらの証券会社を選んでも、何もしないよりずっとマシです。迷い続けるより、今日申し込むことが最善です。
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免責事項: 本記事は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。記載内容は2026年3月時点の情報です。