序文:このサイトは「予測を当てる道具」ではなく「判断を整理する道具」だ
Turnip Lab を初めて開くと、指数・ランキング・AI予測・個別銘柄ページと情報が多くて、どこから見ればいいか迷う。だが使う順番さえ決めれば、やることはシンプルだ。
このサイトの立ち位置をまず1つだけ押さえてほしい。ここは「明日上がる銘柄を当てる」ためのサイトではない。翌日の値動きを当てるのは市場が効率的である以上ほぼ不可能で、当サイトの検証でも翌日方向の的中率は五分に近い。だから使い方は逆で、「地合い→注目候補→個別の質」をデータで手早く整理し、自分の判断のノイズを減らすことにある。
👉 本記事は、その整理を ①市場概況 → ②絞り込み → ③個別確認 の3ステップに落として解説する。
🧭 全体像:見る順番はこの3ステップ
| ステップ | 使うページ | 掴むこと |
|---|---|---|
| ① 市場概況 | トップ/ダッシュボード | 今日の地合い・強い業種・新しく動いているテーマ |
| ② 絞り込み | ランキング/AI月次ランキング | 注目候補を数銘柄に絞る |
| ③ 個別確認 | 個別銘柄 詳細ページ | その銘柄の「質・タイミング・割安度」を確認 |
上から下へ「広く見て、だんだん絞る」トップダウンの流れだ。いきなり個別銘柄を見るのではなく、まず市場全体から入るのがコツになる。
第1章:① トップ/ダッシュボードで地合いを掴む
最初に見るのはトップページだ。ここでは個別の売買ではなく、「今日は買い向きの日か、様子見の日か」という空気を掴む。
■ 見るポイント
- 主要指数の動き:日経平均・S&P500 などが上げているか下げているか。全体が大きく崩れている日は、どんな好銘柄でも一緒に売られやすい
- 値上がり/出来高ランキング:資金がどの方向に向かっているか
- 🔭 新テーマ候補:予測対象リストの外で急騰している銘柄を自動で拾うコーナー。キオクシアのような「リストにまだ入っていない主役」を取りこぼさないための発見リストだ
👉 ここで「同じ業種の銘柄がまとめて上がっている」なら、それは物色テーマが生まれているサイン。個別ではなく“流れ”を先に見るのが第1章の目的だ。
第2章:② ランキングで注目銘柄を絞り込む
地合いを掴んだら、ランキングページで候補を数銘柄に絞る。ここが絞り込みの中心になる。
■ 期間タブを使い分ける
ランキングは 当日・5日・月次・年初来(YTD)・3ヶ月・6ヶ月 の期間タブで切り替えられる。
- 当日/5日:短期の勢い。ただし当日の急騰に飛び乗るのは高値掴みになりやすい
- 月次/3ヶ月/6ヶ月:数週間〜数ヶ月のトレンド。腰を据えて見るならこちら
- 年初来(YTD):その年の主役を俯瞰する。年の途中で上場したばかりの銘柄は極端な数値になりやすいため、そうした異常値は自動で除外している
■ AI月次ランキング(中長期)が本命
当サイトが最も重視しているのが 「今月の強い銘柄」=AI月次ランキングだ。翌日予測と違い、1ヶ月先の相対的な強さを機械学習でランキングする。過去データでの検証でも、市場平均を上回る傾向が確認できた数少ない指標だ。
👉 「最近上がった(ランキング)× これから強い候補(AI月次)」が重なる銘柄が、注目度の高い候補になる。
■ 業種フローと「⚠️要注意」マーカー
さらに絞り込みの精度を上げるのが業種目線だ。
- 業種フロー:どの業種にお金が向かっているか(強い業種→弱い業種)
- ⚠️ 業種逆行(要注意):業種全体が安いのにその銘柄だけ独り高い(=一過性かも)、逆に業種が高いのにその銘柄だけ独り安い(=固有の弱さ・減配の兆候かも)を検出
- 🚫 配当トラップ注意:配当利回りが高くても、それが「株価が下がったから高く見えているだけ」の銘柄を検出
これらは**買い・売りのシグナルではなく“注意喚起の情報表示”**だ。「高配当だから買い」ではなく「なぜ高いのか」を一度立ち止まって考えるためのフラグと考えてほしい。
第3章:③ 個別銘柄の詳細ページで「質」を確認する
候補を絞ったら、個別銘柄の詳細ページで最終確認をする。ここには1銘柄あたり多くの情報が載っているが、見るべき軸は決まっている。
■ 主要指標とML月次スコア
PER・PBR・ROE・売上/EPS成長率などの主要指標に加え、その銘柄が AI月次ランキングで何位・どのくらい強いか(スコア) が表示される。
■ 理論株価レンジ(今・1年後・5年後)
利益と業種平均の評価をもとに、「今の理論株価」「1年後」「5年後」のレンジを表示する。現在値がこのレンジの上限を超えていれば割高寄り、下限を割っていれば割安寄りの目安になる。あくまで機械的な参考値で、将来を保証するものではない。
■ 🧭 投資判断ファネル(このページの主役)
詳細ページの中核が 🧭 投資判断ファネルだ。バラバラの指標を4つの問いに整理し、最後に「新規で買うなら/すでに保有なら」の結論の“型”まで示す。
| 軸 | 問い |
|---|---|
| Q1 質 | 持つ価値のある会社か(ROE・財務・成長) |
| Q2 タイミング | 今は過熱か・押し目か(価格の位置) |
| Q3 相対強さ | 市場・業種に対して強いか(AI月次・相対リターン) |
| Q4 バリュエーション | 理論株価に対して割安か割高か |
👉 4軸を統合し、「割高すぎるなら見送り」「質は良く押し目なら買い候補」「質が良ければ握る」といった行動の型を提示する。ここで1つ仕掛けがある。単一のテーマ(例:エネルギーだけ)に極端に依存した低PER銘柄は、“割安"に見えても「テーマが反転すれば剥落しうる一過性の割安」として評価を割り引くようにしている。「安いから買い」の早とちりを防ぐための工夫だ。
指数やETF・為替は「会社の質」や「理論株価」の対象外なので、その旨が表示され、価格の位置とトレンドだけを参照する形になる。
使い方のまとめ:広く見て、だんだん絞る
改めて順番を1枚にすると、こうなる。
- トップ/ダッシュボードで地合いと動いているテーマを掴む
- ランキング+AI月次ランキングで注目候補を数銘柄に絞る(業種逆行・配当トラップの注意も確認)
- 個別銘柄の詳細ページで 主要指標・理論株価レンジ・🧭ファネル を見て「質・タイミング・割安度」を確認する
この流れを毎回なぞるだけで、「なんとなく気になった銘柄をいきなり買う」という一番危ない入り方を避けられる。
まとめ
Turnip Lab は「予測を当てる魔法のボタン」ではなく、判断のノイズを減らして整理するためのダッシュボードだ。地合い→絞り込み→個別確認の3ステップで見れば、多い情報も迷わず使える。まずはトップページを開き、今日の地合いから眺めてみてほしい。
⚠️ 本記事および当サイトの表示(AI予測・ランキング・理論株価・🧭ファネル)は情報提供を目的とした参考情報であり、特定銘柄の売買を推奨する投資助言ではありません。数値は自動計算・機械学習による推定を含み、将来の成果を保証しません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。